Liskのロードマップについて知っておくべきこと

201811liskroadmap

こんにちはクリプトクエストです。
LISKのロードマップを1週間ぼーっと眺めてみて
当初とは違った感じ方をするようになってきました。
LISKのロードマップとLISKHQの思いについて考えましたので書きます。

新しいLISKのロードマップ

■日付をつけない信頼性

”日付がない” ロードマップが公開された直後の世界中のコメントはこれで埋め尽くされたわけですが、“日付を書かなかった”ことで 逆にHOLDする気になった方いると思います。
そもそもLISKは開発進捗の透明性が群を抜いていることはよく知られており
そちらをフォローすればおのずと工程進捗は分かります。
(大体遅れてるんだけど)
そんな状況での長期ロードマップ公開にあたって、LISK HQが重視したことは

LISKロードマップの本質
”正直であること”と”誤解を招かないこと”
であったと思います。

プラットフォームとして成功といえるところまでには数年、場合によっては10年越のプロジェクトです。
外的不確定要素も、とてもとても多い。
そんなプロジェクトを進める側に立つと、無責任に日付をぶち上げるのは
不正確で、誤解を招くし、何より気持ち悪い。

安易に日付を書くことによって誘発される、価格高騰急落は 運営にも長期ホルダーにもデメリットしかないとわかっています。

日付がないが示すもの

・短期的投資家向けのマイルストーン日付を設定する必要がない。
・短期的高騰を誘引する必要がない。
・必要ない失望を発生させない。
・クオリティバカ(開発急かされるくらいなら日付書くな)
・必ず達成する自信

がこのロードマップから読み取れます。

※開発チーム内部のTask管理用の詳細進捗管理は当然日付込みでしているはずです。(当然です)ただ発表のためだけに、外部に根拠のない日付を公開するメリットは誰にもないと判断したのでしょう。

日付を入れて煽るのは簡単です。日付に合わせてうやむやな適当なものをリリースするのも簡単です。時価も高騰するでしょうけどそれをしないのはめざすもの、到達するところはそこではないこと、をホルダーにも理解して共有するためです。

■LIPは内部的な十戒

海外事情は疎いけれど、LISKHQはまだまだ少数精鋭で アイデア次第でまだ何にでも変化するプロジェクトだと思います。奇天烈なアイデアや素晴らしいけれど実現できないことの没アイデアも多いのだと思います。
中核の責任者がポイっと投げたり やめたりが多かったのかな?

テクニカルメンバーの脱落(引き抜き、資産ができたことによる退職)があったのかもしれません。進捗遅れにダイレクトに影響したのかもしれません。
なので、このような LIP(Lisk Improvement Proposal)な カイゼンの仕組みが設定されたと推測します。いわば内部的な宣言です。うまく機能すればこれまでの様な、”10か月遅れのタスク消化の常態化”は改善されていくのかもしれない

うまく機能すれば… (;´・ω・)

■協業や支援もにらむ、Microsoftに寄せてきたTypeScriptへの転換

JavaScriptからTypeScriptへ移行を発表しています。
最終的にです(すぐに変わるわけではない)

簡単にTypeScript採用を説明すると

TypeScriptとはなに?

・TypeScriptはJavaScriptの上位互換
・TypeScriptは、Micrsoft謹製
・TypeScriptは、でたらめをチェックする(型チェックする)(JavaScriptは型チェックないので予測不可能なバグ動作をするかもという問題がある)
・ただ TypeScript好みじゃない人もいるのはよーく知ってるのでJavaScriptで開発してもOKよ

発表を引用すると
”TypeScriptを使用すると、LiskはJavaScriptの利点、ライアントとサーバー、活気に満ちたオープンソースコミュニティと人気の両方を利用することができます。TypeScriptは、特に近代的な開発環境で優れた開発経験を提供します。

このような環境でTypeScriptをコーディングすると、アプリケーションの実行時ではなく、保存時などにコードが変換されたときに型チェックが行われます。この一定のフィードバックにより、開発者は以前に型エラーを検出して対処し、実行時に型エラーが発生する可能性を排除できます。TypeScriptを用いることで開発者に上述の改善をもたらし、安全なブロックチェーンアプリケーションプラットフォームととなります。
要するにTypeScriptとすることで 品質の担保と 開発容易性をもう一歩高めるという判断です。
今後ブロックチェーンアプリケーションが商業ベースで実証実験 実用化されていくわけですが 商用に関してはプロであるMicrosoftへの技術面での歩み寄りで、今後の提携・協業などを狙っていく基盤かもしれません。

■テクニカルなロードマップで技術者の呼び込み

技術者的には今回のロードマップは最高に納得しやすい(マーケティングが暴走した非現実的なマップでない)ものだと思います。
このロードマップは世界中の開発者にとって”最高にとっつきやすく、魅力的なブロックチェーンアプリケーションプラットフォームを提供する”という目的で構成されています。
テクニカルギーク万歳!ということではありませんが、LISKにおける現時点での大きな問題に”絶対的な開発工数の不足”があります。
質を落とさず、妥協せず開発を進めるには技術者不足の解消は避けて通れません。

LISKHQは自分たちがなそうとしていること”短期的なこと中期的なこと ぶれないゴール”を提示することで、情熱のある最適なパートナーの確保をしたい思惑があります。

番外編

■順次資産を増やしたい人は BTC/FXをしてください

ロードマップで分かったのは、

LISKはおいしい漬物

・LISKは正攻法でブロックチェーンアプリケーションプラットフォームの中核を目指している
・すぐ出来上がらない
・利殖目的の人は手を出すべきではない

というところです。

よくここまで正直に書くなと思いましたが、
短期売買狙いの投機家をふるいにかけるいい機会だとおもう。
短期売買は 今後LISKホルダになろうかという人にとっては、じゃじゃ馬リスクの温床なので悩みの種です。

LISKはBINANCE等、世界上位の取引所でも取引ボリュームは少なくこともあってまだまだ乱高下しやすい銘柄です。
BTCの価格変動にもセンシティブに2倍ぐらいの振幅幅で動きます。

LISKホールドは最終的には正解になるかもしれませんが
短期的に利益を確定したい人は安心安全なレバ1でビットコインFXで稼ぐのをお勧めします。

私は夜は寝たいのでFXしません。LISKを抱いて溺死します。おやすみなさい。

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